営業で契約が取れない時期が続くと、何が良くて何が悪いのかが、まったくわからなくなってしまうことがあります。 まるで、長い、長い、真っ暗なトンネルの中を歩いているようなその感覚。 本記事では、そのトンネルを抜けるきっかけとなるようなヒントを解説します。 営業数字が獲得できるキッカケをつかんでいただき、明るい営業人生をつかみましょう!
- 営業で数字獲得できるようになりたい人
- 営業で数字が取れる人の特徴を知りたい人
- 収入を上げたい人
営業で契約が取れない人の超NG行動4選
焦りによりお客様に契約を迫ってしまっている
前提として、営業として、クロージングは必須のスキルです。クロージングはしなければなりません。 しかし、クロージングはベストなタイミングで発しなければなりません。 ベストなタイミングっていつ? ベストなタイミングとは、お客様が迷っているタイミングです。 これ、超大事です。このタイミングでクロージングができないと空気が読めない営業マンになってしまいます。 クロージングはタイミングが早くなってしまっても、遅くなってしまってもいけません。 適切なタイミングで発する必要があります。
空気が読めなくなってしまっている原因
- 数字を獲得しなければならないプレッシャーから焦りが出てしまっている
- そもそもクロージングをするタイミングを知らない
ベストなタイミングでクロージングをするための方法
- 上司からは、数字獲得について怒られるしプレッシャーはあるが心の中では無視する
- 今月の数字は諦める(上司には諦めていない感を出す)
- 何月に間違いなく1件獲得する。等自分の中で密に目標を作る
- クロージングをするタイミングを毎回同じタイミングで実施できるように心がける
1~3について、上司からは、数字についていろいろ言われるでしょうが、心の中では無視をして、自分の中の目標を作りましょう。一気にたくさんの数字をとれることはあり得ない、今月いきなり数字が取れるようになることはあり得ない、と自分の中で諦めてしまいましょう。不思議なことに諦めると一気に気持ちが軽くなり、プレッシャーや焦りが少なくなります。 4について、クロージングのタイミングについては、お客様それぞれでバラつきがあるため、上司から教えてもらうにも限界があるでしょう。クロージングのタイミングをベストなタイミングで実施できるようになるためには、毎回同じタイミングでクロージングをするように心がけてみるといいでしょう。
- 商品説明が終わり反論処理が全て終わったタイミングでクロージング
- 不動産なら説明しなければならない書類全てを説明し終わった後にクロージング
- 保険であれば商品説明、既存保険説明が終わり、3回反論処理をしたらクロージング
など、タイミングをより具体的に決めておき、クロージングをするように心がけるといいでしょう。 このタイミングは守らなければならないわけではありません。 クロージングをするタイミングを意識することが大切なのです。 タイミングを意識することで、数か月後には適切なクロージングのタイミングを見つけることができるでしょう。
ヒアリングで毎回同じことを聞いてしまっている
営業で契約が取れないときは、とにかく、クロージングに近い状態にお客様の状態をもっていきたい一心から、ヒアリングが微妙になってしまうことがあります。 しかし、営業は本来はヒアリングで契約率が9割決まります。 どれだけ、クロージングがうまくても、ヒアリングが下手だと契約率は低くなってしまいます。
- 毎回ヒアリングのときに新しい質問を1つだけ心がけるようにする。
これだけです。これだけでヒアリングは徐々に上達します。 普段聞かない新しい質問をするだけで、お客様の新しい一面が見えます。 数か月継続すると上達するでしょう。 ヒアリングのコツは下記の記事で細かく解説しています。 参考URL:営業でヒアリングをするコツ4選。ヒアリングでのNGトークとは
わからないことを曖昧に回答する
わからないことを、曖昧に回答することは、お客様からすると信頼できない営業マンになってしまいます。
見た目が良く見るとお客様から好かれない服装になっている
これが、意外とあります。 営業で契約が取れない時期は、お客様に期待を持てていないこともあるので、商談一つ一つに本気で挑んでいないのです。 自分では意識していなくても、無意識でそうなってしまっていることがあります。 これは、不潔かどうかの話ではありません。 自分の中で一番自身のある見た目の維持ができていない状態になっていることが問題です。
- うまくいっているときと髪型が違う
- うまくいっているときは靴が綺麗だった
- うまくいっているときは眉毛が整っていた
- うまくいっているときは髭が一切生えていなかった
- うまくいっているときは匂いをちゃんと気にしていた
- うまくいっているときはシワ一つない服を着ていた
- うまくいっているときはリュックが綺麗だった
- うまくいっているときはタバコの匂いを超気にして商談30分以内は吸わなかった
- うまくいっているときは商談の30分前にはついて、見た目に問題がないか整えていた
など、自分の中で、うまくいっていたときのルーティンとずれているところがないかを良く思い出して、改善をしましょう。 入社時と比べてリュックやカバンも服装も全部古くなっていたりするもので、自分では気づきずらいものもあります。
まとめ
今回は、営業が契約が取れないときに起こりがちで、自分では気づきずらい超NG行動について解説しました。 営業数字が獲得できている人というのは、これらのことを自然にできているのです。 本記事では大きく3つ解説しましたが、その中でも一番大切なのは、契約しなければいけないプレッシャーを無視することです。 これがあると、うまくいくものもうまくいかなくなってしまいます。 心だけ、上司のタイミングではなく、自分の中のタイミング(目標)に向かって一歩ずつ改善していきましょう。
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