不動産営業でSPIN話法が使えないタイミング
反響営業の場合は問題が顕在化している
SPIN話法が最大限利用できるタイミングは、お客様のニーズ(問題や悩み)が顕在化していないときに使えるトークです。
反響営業が多い不動産の場合は、そもそもニーズが顕在化している状態で問い合わせになっている可能性が高いため、SPIN話法が使える場面が少なくなってしまいます。
反響営業の場合の最強のヒアリング方法の記事:SPIN話法の上位話法‼ 「5質問+Sの話法」で圧倒的に契約。具体例を解説
不動産営業でSPIN話法が使える場面
SUUM反響などの決め物件があるとき
SUUMO反響や、アットホーム反響、で、決め物件がある場合には、SPIN話法は効果的です。
内見にいき、「買いたいかもしれない」心情を単に押してクロージングをしてしまうと、営業マンに押されて決めたくない意識が働いてしまいます。
内見後、カフェ等に行き、物件の説明をし、SPIN話法、提案をしクロージングをすると成約率は高くなるでしょう。
具体的なSPIN話法のトーク例
実際の状況に当てはめてのトーク例です。
- SUUMO反響
- 内見は1件
- 内見中、それなりに反応が良く見える
- 内見後の打合せのアポは取れておりファミレスで実施する
- カフェに行き、物件については管理状況について説明済み
- 新耐震基準
- 駅徒歩9分
- 3階
- 60㎡、3LDK
- 80世帯
- 管理会社へ全部委託
お客様仮名:佐藤様
Situation(状況質問)
















今まで内見した物件を全て情報を見せてもらいます。
どの物件が良くて、どの物件が良くなかったのかを知ります。
ここで注意しなければならないのは、物件についての良し悪しを営業マンの感覚で伝えてはいけません。
営業マンの物件に対する感想を伝えてしまうと、お客様の気持ちがブレてしまいます。
事実のみを伝えることをベースに会話をし、ヒアリングをしましょう。
最終的に、ライオンズマンションという物件と、ガーデンヒルズという物件のどちらががいいのかもとなったとします。












Implication(示唆質問)












Need-payoff(解決質問)






(提案)






今回はSUUMO等で反響が来たお客様と内見したときの場合でのトーク例を書きました。
多くの不動産屋がこのタイプの営業手法でしょう。
この場合、内見した物件がわりと感度が良い状態であることが前提として必要です。
わりと感度が良い状態で、熱が冷めないうちにその日のうちに決めきるためのトークと言えるでしょう。
トークだけ見ると簡単そうに見えると思います。
しかし、実践ではこううまくいかず、アツい客だと感じると余計なことを行ってしまいがちです。
順序をすっ飛ばして「売れてしまうかも」と言って焦らせてしまったり
関係ができあがっていないのにセンシティブなことを聞いて不快にさせてしまったり
アツいと思っているからこそ、すぐに購入申し込みの話をしてしまったり等、失敗する要因は数多くあります。
なるべく綺麗なトークを心がけながら刺さるトークができるようにしたいですね。
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状況質問:SPIN話法の状況質問はニーズの欠片を拾う質問 具体例を現場目線で徹底解説 – 陰キャ営業理論
問題質問:SPIN話法の問題質問はニーズを顕在化させる質問 具体例を現場目線で徹底解説 – 陰キャ営業理論
示唆質問:SPIN話法の示唆質問は未来を聞く質問 具体例を現場目線で徹底解説 – 陰キャ営業理論
解決質問:SPIN話法の解決質問はニーズ解決後を聞く質問 具体例を現場目線で徹底解説 – 陰キャ営業理論
まとめ
今回は、不動産屋としてのトーク例を紹介しました。
このようなトーク例は、他にも掲載していきたいと思っております。
本記事をご覧の人は、ぜひお気に入り登録していただき、定期的に見に来てもらえますと幸いです。
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